別冊少年マガジン1月号(2014年1月9日発売)のトモダチゲーム1話
『あれ?友一くんは友達を疑っているの?』
のネタバレです。
1話はコミックス1巻に収録されています。
※ネタバレ注意
1話のあらすじ(ネタバレ)
冒頭シーン
冒頭シーン、男の子(友一)がお金を一生懸命数えていた・・・
(引用元:トモダチゲーム1話)
そんな友一に対して、母親はこう教える。
「世の中にはお金より大切なものがあるのよ」
「”友達”よ」
と・・・
高校生になった片切友一
主人公・片切友一は高校2年生になっていた。
(引用元:トモダチゲーム1話)
- 友一は必死に新聞配達のバイトをしていた
- どうやら修学旅行のために必要な七万円を稼いでいるらしい
- 雇い主は「行かないという選択肢はないのかい?」と聞く
- 友一は「みんなと約束したから、それではできない」と答える
- 「みんな?」と聞き返すと・・・
「友達ですよ」
とはにかんだ笑顔で答えた。
友一のクラスの教室
友一は教室で4人の友達と談笑していた。
- 友一の友達
- 沢良宜 志保(さわらぎ しほ):副委員長で正義感が強い
- 四部 誠(しべ まこと):金持ちでスポーツ万能
- 心木 ゆとり(こころぎ ゆとり):アニメ好きで物静か
- 美笠 天智(みかさ てんじ):天才で人当たりもいい
友一は無事に修学旅行費用の7万円も貯まりそうで幸せな学園生活を送っていた。
あんなことがあるまでは・・・
修学旅行費の200万円が盗まれる
修学旅行費の200万円が盗まれる事件が起きた。
- 先生によれば犯人はクラスの誰からしい
- お金は沢良宜と四部が管理していた
- 沢良宜は放課後、教室で待っているから犯人に名乗り出るように呼び掛ける
- 友一はバイトのため先に帰宅する
- 結局その日に犯人は現れず、沢良宜と四部は翌日から学校に来なくなる
- するとクラス内で「犯人は沢良宜と四部では?」という噂が・・・
(引用元:トモダチゲーム1話)
- 二人の友達である友一・心木・美笠は「この状況はまずい」と話し合う
- 明日からの連休を使って二人に会いに行くことに。
その日の夜、友一の家
- 友一のもとに沢良宜から手紙が届く
- そこには「大切な話があるから今日の23時に校門前に来てくれ」と書かれていた
- 急いで校門前に向かう友一
- するとそこには友一の友達全員が集まっていた・・・
(引用元:トモダチゲーム1話)
- 沢良宜達は友一から手紙を貰ったと言う
- 友一は誰かにはめられたことに気付く
- すると突然後ろからスタンガンを当てられ気絶させられる・・・
謎の空間
気が付くと、友一を含む5人は謎の白い空間にいた。
そして、その場所に人形のような謎の男の子(マスコット)がやってくる。
(引用元:トモダチゲーム一話)
- 人形は昔の深夜アニメに出ていた”マナブくん”というキャラクター
- マナブくんは友一たちに「ゲームに参加してお金を稼いでもらう」と言い放つ
- 5人の中の誰かが2000万円の借金を背負っている
- そして、それを返すためにこのゲームが開催された
- ゲームをクリアするごとに、200万円を獲得することが出来る
- 借金は5人で分割されており、一人400万円の借金を持つ
- このゲームに参加を希望したのは5人の誰からしい
- 盗まれた修学旅行費(200万円)はこのゲームの参加費
- つまりゲームに五人を引きずりこんだのは、200万円を盗んだ人物
- ゲーム―オーバーの場合は一人400万円の借金を負う
ゲームに参加するかどうかを話し合う
友一たちはゲームに参加するかどうか話し合うことになる。
- 友一は借金をしているのが誰なのかを追及しようとする
- しかし他の4人は借金をしている人物は追及する必要がないと言う
- その温度差に狼狽する友一
(引用元:トモダチゲーム1話)
そんな様子の友一に追い打ちをかけるようにマナブ君が
「あれ?友一君は友達を疑ってるの?」
「友一君は友達よりお金が大事なんでしょ」
と煽り、結局そのままゲームに参加することに・・・
教室へ移動
ゲームに参加することになった友一たちは教室のような場所へ行く。
- まずそれぞれの名前が入ったネームプレートを付けさせられる
- プレートの裏には借金額が書かれている
- 借金額は他の人には見せてはいけない
- もし見せてしまうと、その人の借金が二倍になる
- プレートを見せるのがダメで、口で借金額を教えるのはOK
全員がネームプレートを付けたところで、最初のゲーム『コックリさんゲーム』の説明が行われる。
コックリさんゲームのルール
- 全員が巨大な十円玉の上に指を置き、出題された問題に答えるゲーム
- 質問には「はい」か「いいえ」で答える
- その際、全員の解答が一致しなければならない
- 違う意見の人がいると少数派の意見が優先される
- 問題は全部で5問、1問でも正解すればゲームクリア
- クリアすると賞金200万円(5人の借金が40万円ずつ減る)
- 問題は指名された順に参加者全員が一度ずつ出題する
- 問題の内容は指定された封筒に書かれている
- ゲーム中、出題以外で声を出すことは禁止
- 違反すると借金は2倍に増える
- もしも全問不正解だった場合、最下位の人が全員分の借金を負う
- 全員の借金額が同じなら結局は等分
コックリさんゲーム開始
- 最初の出題者は四部誠
- 問題用紙をみた四部は一瞬顔が歪む
- 第一問:「日本で一番高い山は富士山である」
- 友一は当然「はい」に動かそうとする
- しかし、なぜか十円玉は「いいえ」に動く・・・
1話の考察・感想
第1話から急展開を迎えましたね!
- 五人の中で、200万円を奪ったのは誰なのか?
- 借金を作ったのは誰なのか?
この二つの疑問は、恐らく当分は解決しないものと思われます。
しかし、一番最後のヒキで
なぜコックリさんゲーム第一問が不正解だったのか?
ということを考えることはできます。
「富士山は日本一高い山である」
こんなに簡単な問題を正解できない理由は下記2つが考えられます。
- 誰かが裏切っている可能性
- 出題に何か仕掛けが施されている可能性
マモル君は「友達を信じること」がこのゲームの攻略法だと語りました。
もしそれが真実だとしたら、疑心暗鬼に陥らせるような仕組みがあるはずです。
出題以外に声を出せない、というルールがそれを助長しているようにも感じます。
実際にそれがどうなのかは・・・
2話のお楽しみということで。