トモダチゲーム50話
『二つ目の表情(かお)』
のネタバレです。
第50話は別冊少年マガジン2018年1月号、コミックス11巻に収録されています。
ネタバレ注意
トモダチゲームはストーリーの性質上、1話から順に読んだ方が楽しめます。まだ未読の方はネタバレにご注意の上ご覧ください。
50話のあらすじ(ネタバレ)
友一の惨敗(49話の振り返り)
- 四部を売ることで8000万円を手にした友一達
- それを元手に他チームとポーカーで対戦するもビギナーズラックもなく惨敗
- 持ち手はすぐに0になってしまう
- 友一は本当にギャンブルが苦手なようだが……
第2ゲームの基本的ルール
- ゲーム終了までにトモダチを売って得た金で、トモダチは買い戻せる
- ただし船から降りる時に乗船料を1人1000万支払う必要があるため、
ゲーム終了までギャンブルをせず、そっくりそのままトモダチを買い戻しはできない。 - 乗船料を支払えない場合、1人1億のペナルティ
- 船の中ではあらゆるもの(食料や備品)が金かギャンブルで取引される
- ギャンブルのルートも何をするかも自由
- 新しいギャンブルを作ってもOK
雑魚の友一
手持ちがあっという間に0になってしまい、
期待を裏切られた海堂は「もうこいつ(友一)に勝負をさせるな」
とがっかりした様子。
果たして友一が本当に「雑魚」だったのか、
それとも3人が友一を超えるバケモノなのか……。
これから追加で勝負をして勝てるのか悩む美笠に、
京が「僕なら次の勝負確実に勝てる」と言い切る。
京が参戦!
京には3人の強さのからくりがわかっていたようだ。
まるで彼らがイカサマをしていた、とでもいうような京の口ぶり。
ゲームを受けてくれたらからくりを皆の前で説明してあげる、と
3人のおじさんに対して強気に出る。
海堂はゲームを受ける事を快諾、
しかしまずはゲームを始める前に誰を売るのか決めなくてはいけない。
ゆとり(2億)を売るのが普通だと誰もが思ったが、京が売ったのは美笠(1千万)。
1千万あればおじさん3人を倒すのには充分、と挑発的な態度だった。
美笠は京に全てをかける事を決意し、売られた人専用の部屋へ移動。
ゲームは再開された。
からくりの秘密
- 京は友一がゲームに負けたのはイカサマによるものだと説明。
- 友一にギャンブルの才がないとしてもうちのチームだけマイナスになるのは不自然
- 3人は自分たちより先に乗船していたため、協力してチームでイカサマをしていたのでは?
- だがイカサマの証拠は見つけていない
- 友一でも見抜けないイカサマを自分に見抜けるわけがない
しかし、次の勝負で京は他の3人がイカサマを絶対にできないように準備を整える。
- 未開封のトランプを運営に用意してもらう(前回のポーカーは相手が用意したトランプで行われた)
- 完全中立のディーラーを立てる(前回のポーカーは全員で1回づつシャッフルしただけ)
そしてやってきたディーラーは運営女の黒髪。
名前は「月野」ということが判明。
バニーガールの格好を嫌がる&うさ耳などつけたらお前のフルネームの…
と東城が言っていたところを見ると、彼女の下の名前は…?
ゲーム開始
ゲームが開始される前、京は紙とペンに「計算」を書き出す。
書き終えると、カードは一番負けてる自分から配ってほしいと他3人にお願いをする。
そしてファーストベッドへ。
京は1千万全額を賭けることに。
そして全員が1千万づつ乗っかり、カード交換を行う。
京は2枚交換、海童は3枚、魅嶋も3枚、神代は1枚の交換となった。
さらに京は自分自身を売値にかけて4千万追加のレイズ(掛け金アップ)を行う。
(通常、売られた人間はゲームに参加できないルールだが、
全ては他の参加者次第ということでOKに)
ポーカーは開封したばかりの順序の整ったトランプ、正確なシャッフル数、その回数さえわかっていれば
自分の手札は計算で導ける、と自信満々で笑う京。
京のハッタリ?
5千万円の勝負を彼らが承諾(コール)するのか?
神代は棄権(フォード)を選ぶ。
しかし海童と魅嶋は承諾(コール)。
2人のコールを聞いてちょっと動揺してしまう京。
ここで海棠は唐突に京にポーカーフェイスについて話をする。
海棠はイカサマなんてしておらず、ポーカーフェイスを読み取ることで友一に勝ったというのだ。
しかし友一のポーカーフェイスは完璧だったはず。
実は海童が読んでいたのは、友一の「二つ目の表情(かお)」だった。
二つ目の表情(かお)
海童の京への推測は…
- 京はまず自分たちがイカサマをしていると山を張り、それを封じさせる
- さらに計算と高額ベッドでビビらせ、
自分たちを勝負から降りさせようとしていた(つまり全部ハッタリ)
実際に海童の手札はワンペア。
だが二つ目の顔が見える海童は、このゲームに乗っても勝てると判断していた。
二つ目の顔……それは
友一の後ろ、京の後ろに立っているゆとりの表情。
仲間の手札によって表情が変わってしまうゆとりを見れば
京や友一のポーカーフェイスには何の意味もなくなる。
ゆとりの顔から察するに、手札は”ブタ(何もない)”、
おそらく全てが京のハッタリだろうと判断し、ワンペアで勝負に出たのだった。
そして手札公開へ。
京のカード
手札は海童が1ペア、魅嶋がスリーカード。
なかなか手札を見せない京をせっつく海童。
ため息混じりに見せた京のカードは…ジョーカーを含む5とジャックのフルハウス。
信じられない様子の海童にまたも今日は挑発的な態度に出る。
「なんでってそりゃ僕が天才…いや…」
「君らが馬鹿だからでしょ」
50話の考察&感想
やってくれましたねー京ちゃん!
スカッとするぅ!!
ていうかまたゆとりちゃんが足ひっぱってるんですね!
第二の表情ってやつはギャンブルの定番らしいのですが、知っていましたか?
そんな攻略法があるなんて…
見るからには観客も表情隠してくれよ頼むよ!て思いますよね…。
そしてあまり本編とは関係なさそうですが、運営女さんの名前がここにきて判明しましたね。
月野さんというそうです。
おそらく下の名前はうさぎでしょうか。
どこかのセーラー戦士みたいで可愛くて良いと思いますよ!
さてさて、次回は京ちゃんの追撃でしょうか。
おっさん達の慌てふためく顔が見られたら良いですね!
乞うご期待!