トモダチゲーム77話(原作:山口ミコト、漫画:佐藤友生)
「友一は怖いヤツだよ」
のあらすじネタバレと感想&考察です。
第77話は2020年6月9日に発売された別冊少年マガジン7月号に掲載されており、2020年8月7日発売のコミックス第16巻に収録される予定です。
ネタバレ注意
トモダチゲームはストーリーの性質上、1話から順に読んだ方が楽しめます。まだ未読の方はネタバレにご注意の上ご覧ください。
本記事のネタバレは読まずに絵付きで読みたいという方は以下からご覧ください。
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トモダチゲーム77話のネタバレ【あらすじ】
「片切友一」と出会い、彼が抱いている自らへの誤解を解かんとする「沢良宜志法」。
「片切友一」を利用し、志法を絶望の淵へと落とさんと画策する「心木ゆとり」。
一人の男を巡り、二人の女の思惑が交錯していく。
志法の想い!友一の誤解を解きたい!
志法と行動を共にする「四部誠」が、前を走る志法に問いを投げた。
「お前、もしバッタリ友一に出会ったらなんて言うんだ?」
と。
友一は志法に誤解を抱いており、未だ裏切り者という認識のままなのだ。
簡単には信用してくれないと思われている友一だが、志法はそれでも正直に、誠実に事情を説明すると言う。
それが一番であると彼女は語るが、誠が心配していたのは、志法が出合い頭に友一に殺されてしまうことだった。
友一は敵と認識した相手には容赦がなく、敵であると考える志法に対してもそうであろうとするかもと考えられていたのだ。
そのため、誠はまず志法のことを説明するクッション役として自らが先に話をすると申し出た。
だが、そんな二人の前に現れたのは、ゆとりの操る亡者たちだった。
亡者に気づかれぬよう茂みに隠れた誠と志法は、その様子を伺った、
亡者たちはわざとらしく
「この先に片切友一がいた」「早く見つけてボスに伝えよう」
などと話をしていた。
それを聞いた志法と誠は、ゆとりも友一を探していることを確信する。
先にゆとりと友一を接触させてはならない、その一心で志法は自らが囮になる作戦を申し出る。
誠はそれを無茶であると止めるものの、志法の意志は固かった。
ゆとりが裏切り者であると知っていながら、何も出来なかったことを悔やんでいるのだ。
その意志に圧倒された誠は、作戦を受け入れる。
だが、誠は自らが囮になることが条件とした。
そして誠は志法に忠告を残す。
「やっぱり友一には気をつけろ」
「もし友一が志法に敵に向けるような目をしたら逃げてくれ」
と。
友一が本気で怒ったならば、志法などあっという間に殺されてしまうかもしれないと言うのだ。
しかし、友一のそんな姿を認められない志法は、その申し出を渋るものの、誠の本気の呼びかけに了承せざるを追えなかった。
そうして、誠と志法の作戦が開始された。
再会、沢良宜志法と片切友一
草むらから現れた誠は、わざと亡者に気づかれるように行動を開始した。
大声で呼びかけ、その場から走り去る。
亡者たちは誠を追いかけ、立ち去っていく。
その背中を見ながら、志法は友一を探して駆け出した。
亡者たちの発言を頼りに友一を探していると、見慣れた後ろ姿を見つける。
その人物こそが「片切友一」、志法が探しているその人だった。
志法は彼の傍に寄ろうと足を進めていたが、不意に誠の言っていたことを思い出す。
「友一には気をつけろ」
その言葉が彼女の足を止めたが、穏やかに笑い再会を喜ぶ友一の姿に「友一は友達をいきなり襲ったりはしない」という確信を持ってしまった。
友一と話して、誤解を解きたい志法。
その足を前に出して進もうとするものの、そんな彼女を阻んだのは、友一が突き付けた拳銃だった。
「悪いな…沢良宜、そこで止まれ」
友一も志法と話をしたかったというものの、その言葉は友好的なものではなかった。
友一は、志法を危険だと口にしたのだ。
志法は友一が「美笠天智」の言葉を聞いて誤解したのだと思っていた。
しかし友一は、先にゆとりから聞いた嘘を信じ込んでおり、それに加えて「紫宮京」と「海堂聡音」を崖から突き落とした犯人であると思っていたのだ。
そして現れたのは、そんな嘘を友一に吹き込んだゆとりだった。
志法は彼女の言葉を信じるなと友一に忠告する。
同時に、ゆとりも志法の言葉に耳を貸すなと忠告する。
互いの言葉を嘘だと言い合うものの、押し問答でキリがなかった。
そんな二人の言葉に、友一が割り込んだ。
志法に突き付けた拳銃の中には「黒の弾丸」が入っていること、貴重な黒の弾丸を信頼して譲ってくれたことを理由に、友一は現状ゆとりを信頼すると明言した。
また、彼は第三ゲームの際に命をかけて潔白を証明した天智のために動くとも明言したのだ。
その発言は裏を返せば、友一がまだ完全にゆとりの側についていない証拠であると志法は推測する。
友一は志法に銃を突きつけたまま、彼女への尋問を開始した。
尋問!美笠優高の死に関わった人間とは?
「お前は天智の父親殺しに関係しているのか?」
一つ目の質問だった。
志法の答えは「No」だった。
そんな志法に対し、威圧するように潔白を迫る友一。
圧倒される志法だったが、答えは覆さなかった。
それに対してゆとりが「騙されるな」と口を挟むものの、直後に銃声がして彼女が地に倒れ伏した。
撃たれたゆとりの症状は、黒の弾丸を打ち込んだそれと同じもの。
そしてゆとりを撃ったのは、ゆとりの仲間であった「須原岳」であった。
岳はまるでゆとりを撃つのが志法の指示であったかのように、そして志法が裏切り者であり、岳の仲間であるかのように振舞う。
そして、ゆとりの頭を踏みつけて、彼女を人質に取った。
これも演技である筈なのだが、友一を欺いて味方につけるために、そこまでやってのけたのだ。
そして、岳は答える。
「沢良宜さんは美笠天智君の父親殺しに間違いなく関係している」
と。
その根拠として、岳は一つの情報を口にした。
「自分が志法の指示で、天智の父である美笠優高を殺した」
と。
岳はその日の詳細を話し出した。
場所は沢良宜宅前、大雨の振っている日だと。
志法の記憶とも全く合致する、事実であった。
心木ゆとりという女
このままいけば、ゆとりの思惑通りに志法は友一と敵対してしまう。
だが、志法の頭の中には一つの確信があった。
今のゆとりは岳と芝居を打ち、ゆとりがやったことを志法がやったことにすり替えているということ。
それが事実であるならば、京や聡音を崖から突き落としたのも、優高を殺せと指示したのも、ゆとりであるということ。
ゆとりは、志法や天智の人生を狂わせた人物の一人であった。
いつから彼女は自分たちの人生に関わっていたのかと、戦慄する志法。
岳の足の下で浮かべた性根の悪い笑顔は、現実なのかはたまた幻覚か。
志法がゆとりと出会ったのは、高校に入っていじめられている彼女を助けたことがきっかけであった。
しかし、それすら既に計画の内で、志法に近づくための方法であった可能性が浮上する。
更には志法が叩きのめした不良の「金のためならなんでもするような女」という発言がそのままの意味であるとしたら、ゆとりは志法ごときが相手取れるような女ではないという結論に達してしまった。
推測であるものの、ゆとりに隠された真の姿に恐怖を覚える志法。
友一は質問する。
「天智の父親が死んでいたのは大雨の日だったのか」
と。
志法はそれに正直に「YES」と答えた。
弁明をしようと振り返る志法だが、彼女の眼前に現れたのは冷たい銃口。
その先にいる友一の目は、間違いなく志法を敵と見なしたときのそれだった。
そして、誠の言う通り、友一は容赦などしなかった。
躊躇いなく引き金に手をかけて、志法の額に向けて弾丸を放ったのだった。
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トモダチゲーム77話の考察&感想
ついに片切友一と再会した沢良宜志法でしたが、既に彼は心木ゆとりの策中にハマっていました。
裏切り者に騙されて、本来信頼すべき相手を疑ってしまいます。
圧倒的に情報が足りない&それまで信頼していた人物にそそのかされると言う状況では仕方がないのかもしれませんが、友一が裏切り者であるゆとりに騙されて志法を疑う姿はもどかしくも滑稽であるように映ります。
また、志法も正直者であるがゆえに非常にもどかしいような言動を取り、その正直さを逆手に取られて疑いを深めてしまいます。
全体的にもどかしい展開が繰り広げられている中、とうとう友一が志法に黒の弾丸を放ってしまいます。
黒の弾丸で撃たれた参加者は、装着された首輪から電流が流れて1分間動けなくなってしまいます。
志法が動けなくなっては、真相を知るものも、ゆとりが裏切り者であると知る者もいなくなってしまいます。
果たして、志法はどうなってしまうのでしょうか。
前回76話の考察で筆者は「友一が騙されたふりをしている」のではないかと推測していますが、今回の描写を見ている限りではそうは見えませんね。
友一は正直間抜けと言わざるを得ない程にわざとらしい言動や演技に引っかかっているように描写されています。
四部誠の言う通り、一度思い込んだらそれ以降はシャットアウトしてしまう性質を端的に表していると言わざるを得ないでしょう。
ですが、まだわかりません、友一は不自然さを感じさせないままに演技を行い、騙されているふりをしている可能性もあります。
まさか作中でも重要人物とも考えられるキャラクターが、その程度であっさり騙されてしまうなんてことはあり得ない、と筆者は考えます。
個人的にはタイトルの「友一は怖いヤツだよ」が伏線のような気がしてなりません・・・
騙される(と演技している?)友一と、正直者の志法、そして二人を掌の上で転がすゆとりが今後どのような展開を迎えて、どのような末路を辿るのか。
続きが気になりますね。